夜回り報告 【2月10日】

参加者人数 8名

会えた人
札幌駅 6名
大通 11名
狸小路 9名

【報告事項】
札幌駅・野宿が長いTJさんは、夏頃までに脱路上したいと話した。
大通地下・Tさんに話を伺うと10年来の野宿生活という。地下が閉まると札幌ドーム方面を往復し、時には福住駅まで歩くこともあった。歩いて寒い夜が明けるのを待っている。住んでいる部屋の管理費が高く引っ越しを考えていたNさん。家賃が安い市営住宅の抽選に当たったが、ケースワーカーから引っ越し費用は支給されないと言われた。
狸小路・初めてお会いしたNさんは雪祭りとデパ地下の試食コーナーでしのいでいる。

【初参加の感想】
初めて参加された方々のほか、新聞記者やテレビ局の方々が取材に来られました。
・ 大変な生活なのに、明るくしているのが印象的。
・ みんな明るく、コミュニティを作って生活している。
・ みなさんの熱意が当事者に伝わっているのが分かる。
・ これから夜の時間帯にはどんな生活をしているのだろう?
・ (10年前に参加した時に比べて)野宿者の高齢化が進んでいる。路上生活に慣れてしまっているのでは。
・ 路上の人たちは週1回の労福の活動を、心強く感じているようだ。