夜回り報告 【2月10日】

参加者人数 8名

会えた人
札幌駅 6名
大通 11名
狸小路 9名

【報告事項】
札幌駅・野宿が長いTJさんは、夏頃までに脱路上したいと話した。
大通地下・Tさんに話を伺うと10年来の野宿生活という。地下が閉まると札幌ドーム方面を往復し、時には福住駅まで歩くこともあった。歩いて寒い夜が明けるのを待っている。住んでいる部屋の管理費が高く引っ越しを考えていたNさん。家賃が安い市営住宅の抽選に当たったが、ケースワーカーから引っ越し費用は支給されないと言われた。
狸小路・初めてお会いしたNさんは雪祭りとデパ地下の試食コーナーでしのいでいる。

【初参加の感想】
初めて参加された方々のほか、新聞記者やテレビ局の方々が取材に来られました。
・ 大変な生活なのに、明るくしているのが印象的。
・ みんな明るく、コミュニティを作って生活している。
・ みなさんの熱意が当事者に伝わっているのが分かる。
・ これから夜の時間帯にはどんな生活をしているのだろう?
・ (10年前に参加した時に比べて)野宿者の高齢化が進んでいる。路上生活に慣れてしまっているのでは。
・ 路上の人たちは週1回の労福の活動を、心強く感じているようだ。

夜回り報告【1月13日】

参加者人数 29名

会えた人
札幌駅 7名
大通 9名
狸小路 6名
計22名

【報告事項】
札幌駅・札幌駅西改札口で会った、野宿をしているとみられる人に声をかけたが、断られた。
大通地下・先週に続きRさんのお話を、いろいろ聴いた。
狸小路・いつも外に荷物を置いているおじさんに声をかけた。「パン要りませんか」、「お茶ありますよ」と尋ねたところ、首を横に振って意思を伝えてくれた。

【初参加の感想】

今日は北大生や社会人、看護師を目指す大学生の方々17人が初参加してくれました。
・ 事前に知識として知っていたが、実際に夜回りで体験できた。
・ きさくな人が多かった。いろんな話を聴いた。
・ しゃべりだすと、とまらない人が居る。
・ 初対面でもすぐ話してくれた。
・ イメージと違った。実際に会って安心した。
・ 見た印象だけでは、(野宿の人と)分からない。
・ 緊張したが、いろいろ話して勉強になった。
・ 野宿の方は着込んだりして寒さをしのいでいた。寝泊まりするための段ボールを持っていないのが分かった。
・ 話をしてくれる人はいる一方、まったく話さない人には壁を感じた。
・ ホームレスの人を今まで見たことが無かった。最低限の生活だ。
・ いろんな人が居て、前向きに生きている人も居る。
・ 暗い人も明るい人も居る。
・ (労福との)係わりの中で、信頼関係ができている。
・ 生活保護を受けたくない事情を、話してくれた。
・ (野宿の人)皆が暗いわけでは無い。
・ 物理的に近いところに居たのに、今までコンタクトできてなかった。
・ 初めて参加し緊張したが、大変勉強になった。

夜回り報告【1月6日】

参加者人数 11名

会えた人
札幌駅 6名
大通 11名
狸小路 12名

【報告事項】
札幌駅・Oさんは1500円で食べ放題の店を見つけたという。
大通地下・Rさんはみよしのの工場へ働きに行ったが、自信がなく帰ってきた。
狸小路・丸井今井前に、足を引きずる男性がいた。

【初参加の感想】
座って話していると、椅子が冷たく感じた。

【連絡事項】
大通のYさんと火曜日、生活保護申請に行く。

夜回り報告【12月30日】

参加者人数 8名

会えた人
札幌駅5名
大通 8名
狸小路6名

【報告事項】
大通:1ヶ月ほど前に労福会が生保申請を手伝ったRさんが、再び路上に戻っていた。

【お知らせ】
毎年労福会が実施している野宿者の人数調査ですが、今年度は2018年1月14日の未明に行うことになりました。

夜回り報告【12月9日】

参加者人数7名

会えた人
札幌駅 8名
大通 9名
狸小路 7名

【報告事項】
札幌駅・北口で会った70代位のおじさんは、質問しても、分からないとしか答えない。心配だ。
大通地下・帽子を被ってイヤホンをつけ、うつむいている人に会う。「紅茶を置いて飲んでください」と声を掛けた。
狸小路・創成川通り沿いで男性の荷物がいつもの場所に置かれていた。